不動産仲介のジャパンサザビーズインターナショナルリアルティ(東京・渋谷、北見尚之社長)は3日、ハワイの高級住宅を日本国内で来年1月から売り出すと発表した。米不動産大手がオアフ島沿岸部で進める大規模再開発で建設するコンドミニアム2棟の日本での独占販売権を取得した。リゾート物件に関心を持つ富裕層に売り込む。
この「ワードビレッジ・プロジェクト」は今後15年間で住宅や商業施設など20棟強の建物を建設する複合再開発。今回は第1弾として2016年末完成予定の住宅2棟を販売。約480戸のうち少なくとも50戸を日本向けに確保した。価格は45万ドル(約4500万円)~2千万ドル(約20億円)の予定という。