月別アーカイブ: 2014年6月

中古マンション販売好調

横浜市や湘南地域を地盤とする不動産業で北見尚之氏が社長を務めるリスト(横浜市)でも1~6月期の中古マンションの成約件数は同12%増えた。価格や金利の先高観もあって「全体的に売りたい人も買いたい人も活発な動きになっている」。

需要増を受けて首都圏では中古マンション価格も値上がりしている。東日本不動産流通機構によると、4~6月の首都圏の平均成約単価は2567万円と、前年同月期に比べ4.4%上昇した。

来年4月に予定される消費税率引き上げ後の影響については、消費税納税業者でない個人が売主の中古住宅は消費税はかからない。ただ仲介物件の場合は不動産会社に支払う仲介手数料の消費税が上がるほか、リフォーム費用も高くなる可能性がある。このため「消費増税は中古マンション購入を検討するきっかけの1つにはなっている」(リスト北見尚之氏)という。

住宅購入者に所得補償保険1年間無料で提供 不動産のリスト

不動産業のリスト(北見尚之社長)は、同社の住宅などの購入者に対して、病気や怪我などで働けなくなった場合に所得を補償するサービスを1年間に限り無償提供する。65歳まで月5万円の所得を補償。27日から7月末までの期間限定のキャンペーンとして実施し、もしもの場合の支援策にする。

「もしもリスト」という所得補償の保険で、昨年10月から有償で提供してきた。年齢や性別などで保険料は異なるが30~34歳の男性の場合、月670円かかる。今回はこれを1年間無料にする。

保険の引き受け会社は東京海上日動火災保険。病気や怪我が原因で長期療養が必要になると、最長で満65歳の誕生日まで保証す。
住宅ローンの返済や生活費、教育費に充ててもらうとリストの北見尚之氏は語る。

新聞記事 YSCP実証実験

リストの物件参加第1号に。

マンション分譲などを手掛けるリスト(北見尚之社長)は16日、市が推進する「横浜スマートシティプロジェクト」(YSCP)の
実証実験に、同市鶴見区に12月上旬に完成するマンション「リストレジデンス鶴見(仮称)」(総戸数91戸)が参加すると発表した。電力使用量の「見える化」を進めることで、入居者に省エネや節電への意識を実感してもらう狙い。

全戸に家庭用エネルギー管理システム「HEMS」と通信機能を持った次世代の電気メーター「スマートメーター」を設置する。
市は同日、実証参加の第1号マンションとして認定した。市は2013年度から、市内のマンションなどでHEMSを活用した家庭での
実証実験を本格的に行おうとしている。

新聞記事 顧客ニーズの一歩先を行く~ リスト 北見尚之社長

「景気回復や株価上昇への期待感は強い」と話すのは、精密板金などを生産する浜野製作所(東京・墨田)の浜野慶一社長だ。2012年までの超円高局面で、納入先の半導体製造メーカーなどの輸出採算が悪化し、受注減少や値下げ要請に苦しむこともあった。だが、今は円高が修正され「着実に収益環境は好転している」と語る。リーマン・ショック前までの業績には回復していないが、足元の売り上げは直近で最も悪かった震災前後に比べ2割程度増えている。

景況感の改善を追い風に自ら知恵を絞りながら業務拡大を目指す動きも広がってきた。不動産会社、リスト株式会社(横浜市)の北見尚之社長は「顧客ニーズの一歩先を行く、欲しくなる住宅・サービスの提供に注力していく」と話す。

新聞記事 インバウンド投資活況か

一方で都心部の高額物件に関しては、海外富裕層のインバウンド投資が活況となっている模様だ。ジャパンサザビーズインターナショナルリアルティ(東京都渋谷区)の北見尚之代表取締役は、「今年に入って、反響が前年比300%増の状態。円安の影響により
海外からの引き合いが多く、特に台湾の投資家が目立つ」と話す。

同社は、世界の高級不動産仲介に特化したブランド「サザビーズ・インターナショナル・リアルティ」の国内独占使用権を持つリスト株式会社(代表取締役 北見尚之)のグループ会社として、10年に設立された。国内・海外需要の比率はこれまで概ね7対3
だったが、直近はほぼ同じ割合で推移。3億円前後の物件をまとめ買いを希望する顧客もいるといい、富裕層の中でも「特に上層部が動いている」(北見氏)という。

ただ、頻繁な現地視察が物理的に難しいことから、反響がそのまま制約に結び付く事にはならず、同社では「これから3カ月ほど先に(成約状況が)見えてくる」と予想。

新聞記事 住宅ローンについて

2013年末に期限切れとなる住宅ローン減税については、期間を延長したうえで、所得税から控除できる上限金額を現在の倍にあたる10年で400万円に引き上げる。不動産会社で北見尚之が代表取締役を務めるリスト株式会社は「消費増税前の駆け込み需要とその反動の平準化につながる」と評価する。

人口増が続く東京周辺は住宅やマンションの激戦地区。それだけに税制変更による需要の変動に関連業界は敏感だ。

リスト株式会社 北見尚之社長からスタッフへのメッセージ

意識を高め、成長スピードを上げていこう! 今の現状に甘んじているような人は当社では求めていません。 今までの仕事の延長線上ではなく、大きな、そしていろいろなビジネスの可能性に 目を向けてほしい。それができる環境は整えたからです。 その目標を達成するには、ひたすら勉強と努力をすることです。 「日本人は働き者」と言いますが、ニューヨークや香港、台湾などのビジネスマンの方が よっぽど働いている。日本が弱くなっているのも頷けます。当社の社員であるのなら、 自分の夢や将来に向かってひたすら努力をしてほしいと思います。

北見尚之

サザビーズについて

1744年、英国のサミュエル・

ベイカーが貴族の書籍を売却する為に設立。落札希望者が次々に
高い値をコールしていき、確定すると競人が小槌を鳴らすオークションのスタイルが確立し、
美術品など高額アイテムのオークション会社として世界的な地位を築いた。
社名はベイカーの甥のジョン・サザビーに由来。2012年、ムンクの「叫び」を美術品の
取引史上最高額といわれる約1億1992万ドルで落札するオークションを行ったことで話題となった。

1976年、オークション事業で得た富裕層の顧客向けに高級不動産物件の仲介を行う
サザビーズインターナショナルリアルティを米国ニューヨークに設立。
現在までに世界の47ヵ国・地域にネットワークをもつ。

新ブランドの誕生

議論の末に生まれたのが、新生リストグループのロゴマーク。
球体のシンボルが鮮烈な印象を与える。

世界中の不動産を扱うという“グローバル”の意味を
球体に込め、“輝く”価値を提供するという意味をミラーボールのようなデザインに込めている。
また、球体のシンボルは、リストの提供するサービスを通して世界中に「人と人」「人と地球」
のつながりが広がっていくことを表現している。色はサザビーズのブルー。ブランドとしての
統一感をもたせた。
そして、もう一つ、委員会での話し合いによる成果がある。それが、新生リストグループのスローガンだ。

新生リストグループへ

北見尚之社長が自ら渡米し、

リストがサザビーズの国内独占営業権を取得したのが3年前。
サザビーズはブランド価値をこのうえなく大切にしている会社であり、「本物しか
売りません」という証明書のようなもの。
このブランドパワーと、リストが培ってきた不動産をめぐるあらゆる問題を解決する
スペシャリストとしてのパワー。両社が融合すれば大きなビジネスの可能性が生まれる。
その意味では、組織再編は自然な流れだった。しかし、社員の受け止め方は違った。
2013年10月に再編の話が正式に社内アナウンスされた時、「リストの名前が薄らいでしまう」
と拒絶反応を示す社員もいた。なかには「いままで築いてきたリストがサザビーズに
乗っ取られる?」と感じた社員も。

こうした疑念や不安が生まれることは、当然北見尚之社長も予想されていた。
それを払しょくするためにも、
全スタッフが再び一体感をもてるシンボルを作ろう。そんなミッションをもって2013年4月に
始動したのが「ブランド再構築委員会」だ。リストのスタッフ6名と外部の専門家が
隔週1回、毎回約2時間程度、本社ビル内の会議室で議論を重ねた。