地域振興で見せるリストの本気

神奈川県横浜市では、毎年、「全国都市緑化よこはまフェア」を開催している。横浜市が暮らしを豊かにする緑の大切さを広めるため、先進的に取り組み、その成果を発表する場として、毎年行われている大規模なイベントだ。

今回は『歴史と未来の横浜・花と緑の物語』をテーマとして、歴史的建造物の緑化や観光地としての景観を様々な緑化技術で体験できる「みなとガーデン」や、里山の魅力を表現した花の景観や、自然を体感できるアスレチックがある「里山ガーデン」、その他、来場者が参加できるワークショップをはじめ、期間中は様々な催し物が展開される。

総合不動産事業グループのリスト株式会社では、地元をあげたこのイベントを盛り上げようと、同市で造園業を営む株式会社「泰山園」とコラボレーションし、庭園「ベイサイドにたたずむ里山の想い」を製作。社長の北見尚之氏は、「日本古来の技術による庭園の制作ですが、ヒートアイランド現象やリサイクルといった自然環境への思いやりを表現するために、園路には瓦の廃材を使っています。今後もこういった地域のイベントのバックアップを続けていきたいですね」と語る。

積極的に地域貢献を考えるうえで、単にイベントのバックアップだけでなく、魅力的な展示を提供するリスト株式会社。企画された庭園は、企業出展の枠を超え、日本が誇る芸術品と言っていい完成度を誇っている。

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