快適性とエコの両立を目指すリストグループ

ヒートショック死とは急激な温度差によるショック死のことで、家庭内でおきる死亡事故で最も多いものである。実は高齢者の25%は家の中でのヒートショック死が死亡原因とされている。リスト株式会社(代表 北見尚之氏)は2020年に省エネ基準改正を迎えるという話題が飛び交う中、ヒートショックを防ぐ住宅、ゼロエネルギーハウスを、しかも建売分譲住宅で実現させた最先端のプロジェクトを実行した。

快適性とエコの両立、エコハウスプロジェクトとして、リストガーデン オーレリアン深沢(すでに完売)を提供した。

北見尚之氏は、「注文住宅等とは異なり、建売分譲住宅ならではのパッケージングを推進したが、コスト増加や設計工数増加、また気密施工をはじめとした施工工数の増加等、そのバランスの調整に大きく苦心した」と語る。2020年の省エネ基準改正とは別の軸で「真の住まいの快適性」を追求、普及させていく為に、関東以西における「快適性とコストとのバランス良い仕様」を検討し、最高レベルのゼロエネルギーエコハウスを様々な面から実体験したものとなっている。多くの企業がゼロネエルギーエコハウスというものに足踏みをする中、「チャレンジしなくては何も前に進まない」という思い、さらには「業界を変えていく」という強い気概が本プロジェクトでは結実したものである。

快適&エコ、両立の要素として、このプロジェクトでは、建物の基本性能の向上を通じて、「健康で快適な暮らし」と「環境負荷の少ない住宅」の両立を目指している。この両立の要素の1つ目は、断熱、気密性能を極めた設計と設備、仕様。断熱性能を現すQ値が1.3、機密性の高さを示すC値が0.5と、両方とも極めて高い数値を示している。

2つ目の要素は、通風と換気を重視した設計と間取りにある。機密性を高めるほどに重要なポイントとなるのが通風性。風通しをよくする間取りに設計することにより、室内の温度差のばらつきを抑え、住まう人の健康を守ることができる。他にも、最近のエコハウスとは一線を画す、蓄電池を使わない先駆的な取り組み、室内の温度や湿度を可視化して、スマホアプリで家の外からもエアコンの操作ができるサービスの採用なども見逃せない。

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